某YouTuberが自宅を公開され、そこでキッチンに「鉄板」が埋め込まれている!
ということで、一躍『キッチンに鉄板』がメジャーな内容となりつつあります。
今回はキッチンに鉄板を組み込むための方法と、注意点や価格帯など、気になる内容について書いていきます。
鉄板とは
そもそも、住宅のキッチンで「ガスコンロ」か「IHコンロ」の2択が主流。
それ以外の加熱機選択など、恐らくほぼ一般的には想定されない内容かと思いますが、鉄板とは読んで字のごとく、てつのいた。
外食する際には、よく厨房では採用されていたり、鉄板焼き屋に関しては、各テーブルに鉄板が埋め込まれており、調理をした料理の提供場所及び、そこで客自身が調理するスタイルまで幅広くあります。
そんな鉄板が自宅のキッチンに採用できるなんて・・・料理好きな方や、本格的な調理がしたい方、また多数のゲストを迎える方などには、とっておきの熱源になること間違いなしです!
ここからは、鉄板を採用する為の方法及び商品内容について、書いていきます。
一般家庭向け:ビルトイン鉄板&市販ホットプレート
量産キッチンメーカーでの対応は出来ないですが、オーダーメーカーなら割と簡単に設置出来るビルトイン鉄板があります。
それが、ガゲナウ製のテッパンヤキ【VP 230 420】【VP 230 434】【VP 414 111】です。
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2026年10月時点の情報です。廃盤情報等はメーカー公式HPをご確認ください。
海外高級機器として日本に展開しているガゲナウのテッパンヤキを採用するのが一番手っ取り早いです。
オーダーキッチンだとほぼ問題なく設置が出来る機器となりますが、テッパンヤキはあくまで補助的な役割なので、メインコンロとしては、IHかガスか、どちらかを併設される方がほとんどです。
稀にサブキッチンなどで、シンクとテッパンヤキのみ。や、テーブルにテッパンヤキを埋め込む。なんて案件もあったりします。
※テーブル埋込の場合、補強及び電源経路など、移動しない前提の設計となることが基本です。
ガゲナウは他にも1口ハイカロリーバーナー(業務用扱い)や、バーべーキューグリルなど、調理に合わせた熱源選択が出来る機種が豊富で、色々と熱源を組み合わせて使用されたい方向けの内容となります。
価格は定価44.5万、60万、81.5万とサイズによって変わりますが、国産のハイグレードガスコンロやIHと比べても、かなり割高な機種になるので、採用検討される方は機器予算の割振りに注意してください。
あとの注意点は、テッパンヤキ+他熱源を組み合わせる場合、換気扇のサイズが加熱機より大きくないといけないので、通常の換気扇幅900mmだと足りない場合もあるので、状況次第で、大きな換気扇の選定が必要になります。
例えば、アリアフィーナのドォディチなら、最大1200mm幅まで対応出来るので、加熱機の組合せで900mmを超えた場合でも網羅出来ます。
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もっと簡易にしようと思えば、バルミューダの『The Plate Pro』があります。
こちら、区分はホットプレートで、素材はステンレスですが、構造を3層にすることで、プレート全体を均一に加熱出来、また調理スタイルも鉄板同様に使用が出来るので、コンセントがあれば、キッチン・テーブルの上はもちろん、屋外でも使用出来る優れもの。
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もうキッチンは決まってる方や、予算を極力掛けずに本格調理したい方にはオススメできる商品です。
本格派向け:業務用組み込み鉄板
さて、ここからは、本格的な鉄板を自宅で使いたい方向けの案内になりますので、興味のない方は別の記事や、上記リンクから手軽に採用出来る家電をじっくり見ておいてください。
まず採用するにあたり、前提としては家庭用の本格的鉄板はない!ということです。
業務用の機器を家庭用のキッチンにはめ込む対応となるので、対応出来るキッチンメーカーがより限られるのと、設置に当たっては様々な条件があるので、無理難題を押しつけるのではなく、あくまで『鉄板の採用』が第一目的で、細かな仕様や納まり、使い勝手などはメーカーの方や鉄板焼き器具の内容に準じて、柔軟に対応するようにしてください。
条件の整理としましては、下記3点は事前要望として希望があれば伝えましょう。
- 希望サイズ
- 希望設置場所
- 熱源選定(ガスor電気)
また金額としては、厨房や飲食店に提供する価格帯と、住宅で個別採用する価格では大きく異なることがほとんどで、本体だけなら数万~30万程度で買う事は可能ですが、それはあくまで単体の金額になっており、組込場所や内容によって、様々な加工が必要になることがほとんどで、規格化もされていないので、都度の特注対応価格になるので、100万単位の金額を覚悟の上、検討を進めるのが良いです。
なぜ業務用の方がそこまで高くなるのか。
それは給排気(放熱)の検討や周囲の金属加工、不燃処理、設備条件確認や工事費、諸経費などが含まれるため、単純に鉄板を買って埋め込むだけ。では済まないので、安全面の対策や、納品後のトラブルや故障リスクを低減させ、またお手入れや意匠性も良くする為、様々な見えない所の内容打合せや加工、検証なども含まれるため、高額になります。
※打合せの結果、シンプルに対応出来るようになり、価格を抑えられる場合もあります。
●希望サイズ
鉄板焼きにも様々なサイズがあり、どのような調理をどの程度の範囲、同時に何品作りたいのか。などに応じて、本体サイズの検討が必要です。
またサイズによっては、フタ対応の有無、カス受けなどの対応内容も変わりますので、注意が必要です。
夫婦2人の為のミニ鉄板、家族みんなで楽しく調理しながら食べる鉄板、客人をもてなし、パフォーマンスをする為のビック鉄板など、使用状況や頻度、意匠も含め検討してください。
●希望設置場所
やはり要望として多いのは、キッチン部にメイン熱源とは別に鉄板を設置する方法。
某YouTuber自宅でも、壁側にメイン加熱機があり、アイランド側にシンクと鉄板が設置されている熱源2か所スタイルでした。
やはり友人知人が来た際に料理を振る舞うスタイルにされる方は、アイランドキッチンやペニンシュラなど、対面側にカウンターなどに出来、そこでライブ感含め楽しく美味しく、5感を使って堪能して頂くための装置として使いたい場合には、対面側設置一択です。
キッチンとは分けて考える方は、テーブルに組み込む。というのが一番分かりやすい内容で、飲食店に多いスタイル。
自宅ではなかなか採用される事がないですが、一応、ネットでも購入できるテーブル一体の鉄板もあるようです。
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●熱源選定(ガスor電気)
上記サイズや設置場所より重要になるのが、この熱源選定。
ガスの直火で温めるのか、電気で温めるのか。
という違いですが、ここは明確な違いがあり、それはガスにする場合、設置場所やサイズによっては燃えない素材で周囲を囲ったり、単純に設置場所の空間を大きく開け、そこに鉄板機材をそのまま入れ込む。など、火災のリスクをどのようになくしていくのか。という検討が必須となります。
設置条件はガスの方が難度が高く、綺麗に納まりにくいので、出来れば電気をオススメしてますが、熱源に拘りがある方は、設置条件やキッチン素材、収まりについて、意匠性をどの程度断念しないといけなくなるかなども含め、打合せをすすめるようにしましょう。
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まとめ
如何でしたでしょうか。
自宅への鉄板導入は、単なる調理機器選びではなく「理想の暮らしや空間づくり」そのものです。
手軽に楽しみたい方はガゲナウやポータブル機、空間全体をコーディネートしたい方はオーダーキッチンメーカーや専門の設計士に相談してみましょう。
自宅での調理が楽しくなれば、外食費を抑えつつ、満足度の高い生活が送れると思いますので、予算次第なところもありますが、キッチンにはいろいろな可能性があり、もっと自由でわがままを叶えられる。そんな素敵にキッチンがこれからますます増える事を願います。

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