毎日の「ちょっと不便」を解決する道具
KITCHEN ITEMS
キッチンアイテムは、暮らしの小さな不満を解決する。
キッチンを計画するとき、どうしても大きな設備や収納に目が向きます。
キッチン本体。
天板。
食洗機。
IH。
水栓。
カップボード。
もちろん、これらはキッチンの使いやすさを大きく左右する重要なものです。
しかし、毎日の暮らしを振り返ってみると、
「まな板を置く場所がない」
「調味料がすぐ取り出せない」
「ゴミ袋の収納場所に困る」
「布巾をどこに掛ければいい?」
「コンセントが足りない」
「洗った食器を一時的に置く場所がない」
など、意外と小さな不便がたくさんあります。
こうした問題を解決してくれるのが、キッチンアイテムです。
「便利そう」だけで選ばない。
キッチンには、たくさんの便利なアイテムがあります。
SNSやネットショップを見ると、
「これは便利!」
「買ってよかった!」
という商品がたくさん紹介されています。
でも、
誰にとっても便利な商品はありません。
例えば、大容量の水切りラックが便利な人もいれば、シンクを広く使いたい人には邪魔になることもあります。
マグネット収納が便利でも、キッチンの壁がマグネットに対応していなければ使えません。
収納ケースも、サイズが合わなければかえって収納効率を下げてしまいます。
だからこそ、
「便利そう」ではなく、「自分のキッチンで本当に便利なのか?」
という視点でアイテムを選ぶことが大切です。
キッチンデザイン研究所では、実際のキッチンでの使い方をイメージしながら、キッチンアイテムを紹介していきます。
01|水切り・洗い物アイテム
シンクまわりを、もっと使いやすく。
毎日の洗い物で意外と困るのが、
「洗ったものをどこに置くか」
という問題です。
水切りラック、水切りマット、シンク上の水切りなど、さまざまな商品があります。
選ぶときには、
- シンクのサイズ
- 調理スペース
- 洗う食器の量
- 収納場所
- 掃除のしやすさ
- 使用しないときの置き場所
などを考えます。
特にオーダーキッチンではシンクのサイズや形状がさまざまなので、
「商品がキッチンに合うか」
を確認することが重要です。
→ 水切りアイテムの記事を見る
02|調味料収納
「すぐ使える」と料理が変わる。
塩、砂糖、醤油、油、スパイス。
調味料は料理中に何度も使うものです。
だからこそ、
使う場所の近くに収納する
ことが重要です。
例えばコンロの近くに調味料をまとめれば、調理中の動作を減らすことができます。
一方で、コンロの近くは油汚れが付きやすいため、掃除のしやすさも考える必要があります。
調味料収納では、
「取り出しやすさ」+「汚れにくさ」
の両方を考えたいところです。
→ 調味料収納の記事を見る
03|キッチンツール収納
菜箸・お玉・トングは、どこに置く?
キッチンツールは種類が多く、収納方法によって使いやすさが大きく変わります。
引き出しにまとめる。
壁面に掛ける。
スタンドに立てる。
マグネットで収納する。
どれにもメリット・デメリットがあります。
特に毎日使うものは、
「取り出す」→「使う」→「洗う」→「戻す」
という一連の動作まで考えることが大切です。
収納方法だけを見るのではなく、
「使い終わった後、どこへ戻すのか」
まで考えると、キッチンが散らかりにくくなります。
04|まな板・包丁収納
調理の最初に使うものだから、取り出しやすさが重要。
まな板や包丁は、料理を始めるときに最初に使うことが多いアイテムです。
そのため、
調理スペースの近く
に収納すると、動作がスムーズになります。
包丁収納では、
- 安全性
- 取り出しやすさ
- 掃除のしやすさ
- 収納本数
- 包丁のサイズ
などを確認します。
まな板も、
立てて収納するのか
引き出しに収納するのか
シンク下に収納するのか
によって使い勝手が変わります。
05|ゴミ箱・ゴミ袋収納
キッチンアイテムで、意外と重要なのがゴミ箱。
キッチンに必要なのは、収納するためのアイテムだけではありません。
「捨てるための場所」
も必要です。
燃えるゴミ。
プラスチック。
缶・ビン・ペットボトル。
資源ごみ。
生ごみ。
自治体によって分別方法も異なります。
そのため、
「ゴミ箱を何個置くのか」
「どのくらいの容量が必要なのか」
を最初に考える必要があります。
さらに、
ゴミ袋の保管場所。
交換方法。
フタの開き方。
キャスターの有無。
なども毎日の使いやすさに関係します。
キッチン収納とゴミ箱はセットで考えることをおすすめします。
→ キッチンゴミ箱の記事を見る
06|キッチンペーパー・ラップ収納
「使いたいときに、すぐ取れる」。
キッチンペーパーやラップ、アルミホイルなどは、毎日の料理で頻繁に使います。
そのため、
収納場所が遠いだけで、意外とストレスになります。
冷蔵庫の横。
吊戸棚の下。
引き出し。
カップボード。
壁面。
など、さまざまな収納方法があります。
選ぶときには、
「使う場所から手が届くか」
を基準に考えてみましょう。
07|マグネット収納
壁面を収納スペースに変える。
マグネット収納は、キッチンの壁面を有効活用できる便利な方法です。
キッチンツール。
調味料。
キッチンペーパー。
タオル。
ラップ。
などを壁面に収納できます。
ただし、
すべての壁にマグネットが付くわけではありません。
キッチンパネルの素材や下地によって使用できる商品が変わるため、設置場所の確認が必要です。
また、壁面に収納するものが増えすぎると、逆に生活感が出る場合もあります。
便利さだけでなく、
「見せる収納として美しいか」
という視点も大切です。
08|収納ケース・整理アイテム
「収納の中」を整える。
収納スペースを増やすだけではなく、
収納の中を整理する
ことも重要です。
収納ケース。
仕切り。
トレー。
ボックス。
ファイルボックス。
などを使うことで、引き出しや棚の中を整理できます。
ただし、収納ケースを先に購入するのはおすすめしません。
まず、
何を収納するのか。
収納スペースの寸法はいくつなのか。
を確認してから選びましょう。
特に引き出し収納では、
高さ・幅・奥行き
を測ってから購入することが重要です。
09|キッチン掃除アイテム
「掃除しやすい道具」もキッチンの一部。
キッチンは毎日汚れる場所です。
油汚れ。
水垢。
食品カス。
シンクの汚れ。
コンロまわりの汚れ。
だからこそ、掃除用品もキッチンの使いやすさを左右します。
おすすめしたいのは、
「汚れてから掃除する」ではなく、「汚れにくくする」
という考え方。
例えば、
- 水切り
- 油はね対策
- シンク用ブラシ
- 排水口用品
- コンロまわりの掃除用品
などを上手に使うことで、日々の掃除を楽にできます。
10|キッチンアイテムは「数を増やしすぎない」
便利なアイテムを探していると、
「これも便利そう」
「これも使えそう」
と、どんどん商品が増えていきます。
しかし、
便利なアイテムが増えるほど、収納する場所も必要になります。
そして、
収納場所を増やす。
↓
物が増える。
↓
さらに収納が必要になる。
という状態になることもあります。
だからこそ、
「便利だから買う」のではなく、「今ある不便を解決できるから買う」。
という基準を持つことをおすすめします。
11|キッチンアイテムを選ぶ5つのポイント
① 本当に必要か
今ある不便を具体的に解決してくれるか。
② どこで使うか
使用場所の近くに置けるか。
③ 収納できるか
使わないときの収納場所があるか。
④ 掃除しやすいか
汚れやすい場所で使うものだからこそ、メンテナンス性も重要。
⑤ キッチンに合うか
機能だけでなく、キッチン全体のデザインとの相性も考える。
KITCHEN ITEMS CHECK LIST
キッチンアイテムを購入する前に、確認してみてください。
□ 何に困っているのか明確?
□ その商品で本当に解決できる?
□ どこで使う?
□ 使い終わったらどこに戻す?
□ 収納する場所はある?
□ キッチンのサイズに合っている?
□ 掃除しやすい?
□ 消耗品なら交換しやすい?
□ キッチンのデザインに合っている?
□ 数年後も使いたいと思える?
PICK UP|おすすめキッチンアイテム
ここでは、キッチンデザイン研究所が実際のキッチンで使うことを想像しながら、
「これは使いやすい」
「これは便利だけど注意点がある」
という視点でアイテムを紹介していきます。
PICK UP(徐々に実装予定)
水切り・シンクまわり
→ おすすめ商品を見る
調味料収納
→ おすすめ商品を見る
キッチンツール収納
→ おすすめ商品を見る
ゴミ箱
→ おすすめ商品を見る
キッチンペーパー・ラップ収納
→ おすすめ商品を見る
掃除・メンテナンス用品
→ おすすめ商品を見る
商品を選ぶ前に、「何を解決したいのか」を考える。
キッチンアイテムは、比較的安価で購入できるものが多く、気軽に試せるのが魅力です。
一方で、気軽に購入できるからこそ、
「買ったけれど使わなくなった」
ということも起こりやすいカテゴリーです。
だからこそ、
「何となく便利そう」
ではなく、
「今のキッチンの、この不便を解決したい。」
というところから商品を探してみてください。
それだけで、購入するアイテムの選び方が変わってきます。
最後に
キッチンアイテムは、暮らしを少しだけ快適にする道具。
キッチンの使いやすさは、キッチン本体だけで決まるものではありません。
毎日使う小さな道具。
収納用品。
水切り。
ゴミ箱。
調理器具。
掃除用品。
こうした一つひとつのアイテムが積み重なって、毎日の使いやすさが生まれます。
だからこそ、
「便利そうだから買う」ではなく、
「自分の暮らしに必要だから選ぶ」。
キッチンデザイン研究所では、実際のキッチンでの使い勝手を考えながら、キッチンアイテムを研究・比較していきます。
KITCHEN DESIGN LABORATORY
キッチンは、見た目だけでも、機能だけでも決まらない。
そして、
キッチンの使いやすさは、大きな設備だけでも決まらない。
毎日の小さな「使いにくい」を一つずつ解決する。
その積み重ねが、
「なんとなく使いやすいキッチン」
ではなく、
「自分にとって、本当に使いやすいキッチン」
につながっていきます。
暮らしから考える、本当に使いやすいキッチン。
キッチンデザイン研究所は、その答えを研究していきます。