キッチンのゴミ箱は、意外と選ぶのが難しいアイテムです。
「おしゃれなゴミ箱が欲しい」
「カップボードの下にきれいに収めたい」
「ゴミ袋を交換しやすいものがいい」
「キャスター付きで掃除のときに動かしたい」
「生ゴミのニオイが気になる」
毎日使うものだからこそ、デザインだけで選んでしまうと、後から「ちょっと使いにくい」と感じることもあります。
特にキッチンでは、ゴミ箱そのものの大きさだけでなく、
フタを開けたときの高さ
ゴミ袋の交換方法
キャスターの有無
カップボード下に収まるか
何個並べられるか
まで考えて選ぶことが大切です。
そこで今回は、キッチン用ゴミ箱でも人気が高く、コスパもよい
- KEYUCA(ケユカ)
- 無印良品
- 山崎実業 tower
- ニトリ
の4ブランドから代表的なゴミ箱を比較します。
単純な「おすすめランキング」ではなく、それぞれの特徴と、どんなキッチンに向いているのかという視点で見ていきます。
まずは4商品を比較
今回比較する代表モデルはこちらです。
| 商品 | 容量 | 本体サイズ(W×D×H) | フタ開口時 | キャスター | 特徴 | 向いている設置場所 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| KEYUCA 両開きダストボックス L | 27L | 22×41×50cm | 60cm | ○ | ペダル+両開きフタ | カップボード下・カウンター下 |
| 無印良品 フタが選べるダストボックス・大 | 約30L | 19×41×54cm | フタによる | △※ | フタを選べる・スリム | 省スペース・分別 |
| tower スリム蓋付きゴミ箱 横開き | 35L | 18.6×38.6×55cm | 71.5cm | × | 横開き・スリム | パントリー・食器棚下 |
| ニトリ 棚下に収納しやすい両開きペール 30L | 30L | 24×45×51cm | 62.1cm | ○ | ペダル+両開きフタ | カップボード下・棚下 |
※サイズ・仕様は各メーカーの代表商品について、2026年9月時点で確認した内容です。
商品仕様や価格は変更される場合があります。
※無印良品のキャスターは別売オプション。
※ニトリは「棚下に収納しやすい」ことを商品名にも掲げており、フタ開口時高さは62.1cmです。
この表からも分かるように、4商品は似ているようで、実はかなり性格が違います。
「どれが一番いいか」ではなく、「自分のキッチンにどれが合うか」
という視点で選ぶのがおすすめです。
1.KEYUCA|
カウンター下に置くなら特に使いやすい
KEYUCAの「両開きダストボックス」は、キッチン用ゴミ箱として非常に考えられた商品です。
代表的なLサイズは容量約27L、30Lのゴミ袋に対応。
サイズはW22×D41×H50cmです。フタを開いたときの高さは約60cm。
KEYUCAの最大の特徴は「両開き」
一般的なゴミ箱は、フタを上方向に大きく開きます。
そのため、
「カウンター下にゴミ箱を入れたいけれど、フタが天板に当たってしまう」
という問題が起こりがち。
KEYUCAは左右に開く観音開きタイプなので、上方向に必要なスペースを抑えられるのが特徴です。
さらにペダル式なので、調理中に手が汚れていても足で開けられます。
キャスターも使いやすい
KEYUCAはキャスター付き。
特に後輪にはエラストマー樹脂を採用し、床への傷やマーキングに配慮されています。
ゴミ箱を少し引き出して、
- ゴミ袋を交換する
- 床を掃除する
- カップボード下を掃除する
といった動作がしやすいのは、実際に使うと便利です。
KEYUCAがおすすめなのはこんな人
- カップボードの下にゴミ箱を置きたい
- ペダル式がいい
- フタは欲しい
- キャスターも欲しい
- ゴミ箱を複数並べたい
- 見た目もすっきりさせたい
「キッチンのゴミ箱らしいゴミ箱」を探しているなら、かなり候補にしやすいタイプです。
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2.無印良品|
シンプルに暮らしたい人に
無印良品の特徴は、4商品の中でも特にシンプルで自由度が高いことです。
サイズは約W19×D41×H54cm。
30L袋用の商品ですが、30L・45Lのゴミ袋に対応しています。
フタを「付けない」という選択肢もある
この商品のおもしろいところは、本体とフタを別に選べること。
つまり、
「生ゴミにはフタが欲しい」
「プラスチックゴミにはフタはいらない」
というように、ゴミの種類によって使い分けることができます。
ゴミ箱というと「フタ付きが当たり前」と考えがちですが、実際にはフタがないほうが便利なケースもあります。
開閉する手間、ニオイの問題、設置する場所に応じてカスタマイズできる点が良いです。
キャスターも追加できる
別売りのキャスターを取り付ければ移動も可能。
キャスター使用時は高さが約4cm高くなります。
ここは購入前に注意したいところ。
カップボード下など、高さがギリギリの場所に置く場合は、キャスターを付けた状態で寸法を確認する必要があります。
無印がおすすめなのはこんな人
- シンプルなデザインが好き
- ゴミ箱を目立たせたくない
- 幅の狭い場所に置きたい
- フタを自由に選びたい
- 必要ならキャスターも付けたい
- できるだけシンプルにしたい
- 無印製品で小物を統一したい
特に幅19cmというサイズは、複数個を並べるときに大きなメリットになります。
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3.山崎実業 tower|
「生活感を消したい」なら注目
山崎実業、会社名だけ聞いても、ピンと来ない方もいらっしゃるかと思いますが、
山崎実業のtowerシリーズは、ゴミ箱そのものをインテリアの一部として考えたい人に向いています。
今回比較する「スリム蓋付きゴミ箱 tower 横開きタイプ」は、45Lゴミ袋に対応しながら、幅18.6cmというスリムさが特徴。
サイズはW18.6×D38.6×H55cmです。
横開きだから棚下に入れやすい
こちらもケユカと同じく「上に大きく開かない」ことがメリット。
フタが横方向に開くため、
パントリーや食器棚・カップボードの下
などに設置しやすくなっています。
さらに複数個を並べて、
- 可燃ゴミ
- プラスチック
- ペットボトル
- 缶
などに分別する使い方にも向いています。
ただしキャスターはない
ここはケユカやニトリとの大きな違い。
今回のモデルにはキャスターがありません。
そのため、
「頻繁に動かす」より「決めた場所にきれいに置く」
という使い方に向いています。
山崎実業がおすすめなのはこんな人
- デザインを重視したい
- ゴミ箱の生活感を減らしたい
- スリムなゴミ箱が欲しい
- カウンター下に置きたい
- 複数個並べて分別したい
- キャスターは必要ない
「ゴミ箱っぽくないゴミ箱」を探しているなら、towerは候補に入れておきたいブランドです。
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ニトリ|棚下に置きやすい両開きペール
棚下に収納しやすい両開きペール 30L
今回の4商品比較でニトリから選ぶなら、こちらがキッチン用として分かりやすいモデルです。
商品名にもある通り、棚下・カウンター下への設置を考えた両開きタイプ。
サイズは、
幅24×奥行45×高さ51cm
容量は30Lです。
フタを開けても高さ62.1cm
この商品のポイントは、フタを開けた状態でも高さ約62.1cmに抑えられていること。
カップボード下など、高さに制限がある場所では重要なポイントです。
実際にニトリの商品レビューでも、カップボードのゴミ箱スペースに設置したユーザーから、**「蓋が開いたときの高さが低い」**という声が掲載されています。
ペダル式で両手がふさがっていても使いやすい
ペダルを踏むとフタが左右に開くタイプ。
料理中など、手を使わずにゴミを捨てたい場面に便利です。
さらに両開きなので、一般的な上開きタイプに比べてフタが上方向に大きく出ません。
キャスター付き
本体にはキャスターも付いています。
ゴミ袋の交換や床掃除の際に、ゴミ箱を移動しやすい仕様です。
ポリプロピレン製で扱いやすい
本体・フタ・ペダル・キャスターにはポリプロピレンが使われています。
ステンレス製の大型ゴミ箱と比べると軽く、約1.82kg。
「ゴミ箱自体を軽く動かしたい」という場合にも扱いやすいタイプです。
ニトリが向いている人
- カップボード下に置きたい
- 棚下に収まるゴミ箱を探している
- ペダル式がいい
- 両開きがいい
- キャスターが欲しい
- 30L程度の容量が欲しい
- 軽く扱いやすいゴミ箱がいい
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4ブランドを「キッチン目線」で比較
ここからが重要です。
ゴミ箱を選ぶときは、価格だけではなく、
①置き場所
②ゴミ袋の容量
③フタ
④キャスター
⑤ゴミ袋交換のしやすさ
の5つを見ると失敗しにくくなります。
| 比較項目 | ケユカ | 無印良品 | 山崎実業 tower | ニトリ |
|---|---|---|---|---|
| 代表モデル | 両開き27L | PP大 | スリム蓋付き | キャスター付き30L |
| 容量・袋 | 約27L・30L袋 | 30L/45L袋 | 約35L・45L袋 | 30L |
| 幅 | 22cm | 19cm | 18.6cm | 25.5cm |
| 奥行 | 41cm | 41cm | 38.6cm | 44.8cm |
| 高さ | 50cm | 54cm | 55cm | 64.6cm |
| フタ | ○ | 選択式 | ○ | ○ |
| 開閉 | ペダル・両開き | フタによる | 横開き | ペダル・両開き |
| キャスター | ○ | ○※別売 | × | ○ |
| カウンター下 | ◎ | ○ | ◎ | △〜○ |
| 分別 | ○ | ◎ | ◎ | ○ |
| デザイン | シンプル | 無印らしい | スタイリッシュ | 機能的 |
| 向いている人 | 総合的に使いやすくしたい | シンプル派 | 見た目重視 | 機能重視 |
※「カウンター下」の適性は、実際の設置高さ・フタ開口時の寸法によって変わります。
フタは「あるほうが良い」とは限らない
ゴミ箱選びで意外と重要なのが、フタの有無です。
フタ付きが向いているゴミ
- 生ゴミ
- 臭いの気になるゴミ
- キッチンに置く可燃ゴミ
- 中身を見せたくないゴミ
一方で、
- ペットボトル
- 缶
- 紙類
- プラスチック
などは、フタがないほうが捨てやすい場合もあります。
その意味では、フタを選べる無印はかなり合理的。
一方、
生ゴミ+可燃ゴミをキッチンで使う
なら、ケユカやtowerのようなフタ付きも使いやすい選択肢です。
キャスターは必要?
これも「付いていれば便利」とは限りません。
キャスターがあると便利な場所
- カップボード下
- キッチン横
- 掃除機をかける場所
- ゴミ箱本体を引き出して袋交換する場所
特にキッチンでは、ゴミ箱の裏側にホコリやゴミがたまりやすいので、掃除のときに動かせるだけでも便利です。
ただし、
「ゴミ箱は一度置いたらほとんど動かさない」
という場合は、キャスターがなくても問題ありません。
むしろ、動かさないならデザインやサイズを優先して選ぶほうが合理的です。
実は「ゴミ箱のサイズ」より重要なのが設置スペース
キッチンでゴミ箱を選ぶときに、一番やってはいけないのが、
ゴミ箱を買ってから置き場所を考えること。
特にキッチンやカップボード下に入れる場合は、
- 幅
- 奥行
- ゴミ箱本体の高さ
- フタを開けたときの高さ
- キャスターを付けた場合の高さ
- ゴミ袋を交換するときの引き出し量
まで確認しておきたいところです。
例えばケユカ27Lは高さ50cmですが、フタ開口時は約60cm。
towerの横開きタイプは、閉じた状態で高さ55cm、フタ開口時は約71.5cmです。
「入るかどうか」だけでなく、「フタを開けて実際に使えるか」まで確認することが重要です。
キッチンのゴミ箱は「1個」より「2〜3個」が使いやすい?
キッチンでは、様々なゴミが出ますが、分別に関しては地域や戸建てかマンションか。でも変わります。
分別なしで家庭ごみは一緒にまとめてOKなところもあれば、
可燃、不燃、資源、缶・瓶・ペットボトル、のように分けないといけないところもあります。
引越しされる方は、事前に地域や建物側のルールを把握し、また回収日程も含め、
分別数とL数を検討するようにします。
こんな人にはこのタイプ
カウンター下にきれいに収めたい
→ ケユカ
両開き+ペダル+キャスターという組み合わせが使いやすい。
とにかくシンプルにしたい
→ 無印良品
幅19cmのスリムな本体で、フタも必要に応じて選べます。
ゴミ箱の生活感を減らしたい
→ 山崎実業 tower
スリム+横開き+フタ付きで、キッチン収納との相性を考えやすいモデルです。
機能性を重視したい
→ ニトリ
ペダル、キャスター、ソフトクローズ、取り外し可能なインナーボックスなど、機能面が充実しています。
まとめ|
ゴミ箱は「見た目」より「置き方」で選ぶ
4ブランドを比較してみると、それぞれに明確な特徴があります。
ケユカは、カウンター下で使いやすい両開き+ペダル+キャスター。
無印良品は、シンプルなデザインとフタを選べる自由度。
山崎実業 towerは、スリムなサイズとデザイン性。
ニトリは、ペダル・キャスター・ソフトクローズなどの機能性。
だからこそ、
「人気のゴミ箱だから買う」
ではなく、
「自分のキッチンの使い方に合っているから買う」
という選び方がおすすめです。
特に注文住宅やリフォームでキッチンを計画しているなら、ゴミ箱は後から考えるのではなく、カップボードやキッチン収納と一緒に置き場所まで決めておくと、完成後の使い勝手が大きく変わります。
ゴミ箱は小さなアイテムですが、毎日使うからこそ、キッチンの使いやすさを左右する重要なアイテムです。
「どこに、何個、どのくらいの容量を置くか」
「調理中のどのシーンで使うのか」
を先に決めてから選んでみてください。
ラボ長Tのオススメ
私のオススメは、キッチン下に入れる場合「ケユカ」
単独置きの場合「無印」がオススメです!
自宅ではどちらの場所にもゴミ箱を設置しており、
・燃えるゴミ=冷蔵庫横に単独で「無印」(週2回回収)
・プラゴミ=パントリー内部に「ケユカ」(週2回回収)
・缶/瓶/ペットボトル=カップボード下に「ケユカ」(週1回回収)
見える場所ではデザインを拘り、見えない場所では機能やサイズを重点的に、
ゴミ収集日程も含め、合理的な組合せで各所に配置して使ってます。

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